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一石二鳥や三鳥のアイディア〜インクルージョン思考


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さてさて、今回はこちらの書籍です。 複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考

何事かと思いますよね。複数の問題を一気に解決って・・・。 こちらの著者は 「世界ふしぎ発見! (TBS)」「TVチャンピオン(テレビ東京)」「情報プレゼンター・とくダネ! (フジテレビ)」「BSフジLIVEプライムニュース」などを手がけてきた構成作家放送作家の石田章洋さん。 テレビ局のテレビ番組だって、自由に作れる訳じゃない。 放送時間帯、予算、ネタ・・・制限はある訳なんですね。複数。

その複数の制限の中で、 視聴率をたたき出すと言うと、語弊があるけれども、みていただける番組。成功する企画をひねり出すには・・・ということで、 石田さんご自身が実践してこられた思考法、ひらめきを受け取る方法がまとめられた本がこちらなわけです。

複数の制限をクリアしながらも解決したいネタって、実はどんなビジネスの場でもあったりします。 特に予算と時間って、よく制限として登場しますよね・・・ そんな課題をクリアするには・・・?

特に、2点 読みながら、連想した書籍とともにご紹介します。

1つ目は・・・ 「ある特定の人をイメージして解決法を考えてみる」ということ。 これって、神田正則さんの全脳思考 新刊で言うとストーリー思考---「フューチャーマッピング」で隠れた才能が目覚める に通じるメソッドだと思いました。

なるほど、キラリとひかるアイディアに、フューチャーマッピング的思考あり! なんですね。 と納得。 これは、よく(個人)ブランディングなんかでも「この商品を届けたい人はどんなひとか事細かに考えてみよう」 「たったひとりの人を喜ばせられないで、多くの(もしくは商品を届けたい一定数の)人を喜ばせられるはずがない」といわれるお話です。 ほんとに なるほどその通り。 再認識でした。

2つ目は 「ひらめき的グッドアイディアは、こうすると降りてくる」という話。 明確に2つの書籍が一致する訳ではないのですが、わたしのなかで「神ワザ的ひらめき降りて来た本」といえばこちら USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫) 既存のコースターを後ろ向きに座って走るアイディア「バックドロップ」というひらめきが降りてくるところに至るまでの話を連想しました。

必要な情報、不必要な情報、インプットを欠かさないこと。アイディアはかならず存在すると信じて念じて待つ事。 そんなところがゆるやかに共通しているように感じました。 人事をつくすからこそ、天命的にアイディアはやってくるのかもしれませんね。

わたし個人は、目下育児出向中 ビジネスの場で実際に複数制限のもとでひねり出さねばならない課題を抱えてはいない訳ですが、 なかなかどうして、シュフだって複数制限のもとでひねり出さねばならない課題はあるのでございます。

連想本も含めて、アイディアを思いつけるように意識を向けてみたいと思います(^^